寿司とわたし

美味しい食べ物と寿司こびととそれ以外です。

アオイホノオの現場にエキストラに行った話① 

この間まで放送していた「アオイホノオ」というドラマ。

 

アオイホノオ DVD BOX(5枚組)

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作者島本和彦の若かりし頃の自伝的漫画。

好きな漫画のドラマ化!ということで期待半分不安半分のファン心理で待っていたのですが、たまたまドラマのエキストラ募集を見かけていっそのぞきに行ってみるか!という気持ちで応募してみました。

 

 

担当の方にメールすると、プロフィールと証明写真の応募フォームを案内されます。

今回のドラマは80年代の大学が舞台なので、大学生ぐらいに見えて80年代っぽい顔の人をなるべく探しているようでした。

全くもって問題のないやぼっためな自分には自信があったのでさくっと応募。

 

一度登録すると、エキストラが必要なシーンの撮影日撮影場所、どんな人を募集しているかといったメールが定期的にくるようになります。

エキストラの応募には色んなパターンがあるそうで、最初にざっくりスケジュールを聞かれて行ける日を事前に申告する形の時もあるらしい。

 

比較的に家から近めの場所での撮影日の日を選んで返信し、必要事項のメールをもらいました。

今回の設定にあわせて、何着か80年代風の服を持ってくるように言われたのでレトロっぽい赤い服などをチョイス。

普段メガネとコンタクトを使い分けているので、それも一応両方持っていくことに。

 

 

 

当日は早朝8時くらいに駅に集合でした。

指定時間近くになると、それらしき人達がバス停近くに集まっていてなんとなくエキストラの人たちかな…?とみんな様子見しているうちにスタッフが来てわらわらと集合しました。6人ほどの男女が集まっていました。

この日は某大学での撮影で、駅からは車で向かいます。

特に会話はない。

 

大学に到着すると、早速広めの会議室っぽい部屋に。エキストラの待機所らしく既に20人いかないくらいの人たちが椅子に座っていました。

この時衣装さんに自分の持ってきた服を見せます。

横には衣装の入った箱もあり、必要に応じて貸出をしたいます。

持ってきた服が全部だめで「13」と大きく書かれたトレーナーを渡されている男性、持ってきた服もだめでここにある服も体格にあうものがなかうあわや参加中止かと思いきやシャツをどうにか着てことなきを得た男性などどんどこスタイリングされていきます。

 

私の番になり服を見せると、着てきたレトロめな赤い服はOK、ズボンはNG、持ってきたロングスカートはOK、メガネはNGで代わりにテレビで見た事のある「レンズのない伊達メガネ」をわたされました。

これがテレビでみるニセメガネ!!

 

そして服が決まると隣の部屋に行くように言われ、行ってみると今度は髪のスタイリングをされます。

あーーそういえばなんかイケイケな髪型の女の人やたらいるなと思った!!やたら髪巻いてる人多いなと思ったーーーー!

と思ってるまに髪の毛巻かれてました。

聖子ちゃん風に・・・!

 

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女子はだいたい巻かれる。

 

 

ドラマを観た人はわかると思いますが、この日の撮影は序盤の重要シーン「上映会」の撮影でした。

上映会のシーンは何度かにわかてでてくるので、これはこの日の上映会のシーンで次は半年後の上映会のシーンでみたいな形で撮影します。

 

私は原作を読んでいるのであのシーンがこういった形で演じられるのか…!と興味しんしん。

しかし、休憩時間などに同じエキストラの人と会話してみると結構原作は知らないという人が多かったです。

事務所に要請がきて新人がきているという女優の卵、役者もちょい役でやってるけど勉強もかねて来ている新人役者、仕事が決まってひまだからきたという美大生など理由は様々。

 

役者の方たちはわりと近場で休憩しているのでみんななんだかソワソワしています。

役者の人たちはさほどわいわいしていることもなくまったり休憩していました。

 

 

今回室内での撮影だったせいもあると思いますが、一つのシーンをとるのに本当にたくさんのスタッフがいて、カメラをひとつかまえるにしてもすさまじい準備が必要です。

ちょっと高めのアングルからの数秒のシーンとるためだけにもカメラを固定する機材、照明の位置変更、役者さんのカツラの調整、位置確認などなど経てようやく撮影できます。