のりとお寿司のアイデンティティー
寿司という食べ物の影の主役がのりではないでしょうか。
私はのりは大好きなのでよりそう思います。
勿論、普通ののりをまかない握りもあるわけですが。
しかし、軍艦などのりがないと成立しないものもあります。
あの機能性と美味しさをより引き立たせる控えめながらも存在を主張する味!!
卵などはのりをまく、まかない両方の種類があって楽しいですね。
卵焼きにきりこみを入れてごはんを少しだけいれたもの、卵焼きの握り、卵焼きの握りを細い帯状ののりで巻いたもの。
私は断然海苔巻き派です。
細まき、太巻きなどは、もはや寿司というカテゴリーからオリジナルのジャンルを築きつつあります。
あの食べやすさ、持ち歩きやすさからコンビニのおにぎりコーナーでもみかけるほどです。
太巻きとおいなりさんのセットのお弁当などもよく見かけます。
そう、「のり」と「ごはん」と「魚」の組み合わせは基本「おにぎり」と一緒なのです!!
しかしそのごはんが「酢めし」であること、巻き方、中身の万遍なさなど明らかに別の料理として認識できるのです。
納豆のはいったおにぎりは見かけたことがありませんが、太巻きとしてならごく普通にコンビニで見たことがあります。
もはや寿司とは概念としての存在なのではないかと思えてきました。